大海戦回想~実録 ユトランド半島より東は靄に包まれていた

2014年12月10日 21:42

ユトランド半島より東は靄が広がり、全く見通しがつかないという話だ。

半島の向こう側なぞ、誰もが見ることが出来ないというのに

その靄は確実に存在するかのように語られていた。




勝ち目の薄い大海戦だよね。

こう発言した自分は、ワールドチャットで大きな非難を浴びました。

我々の選択肢にあったのはブレーメン、そして東南アジアの3港。

何処を選択してもネーデルラントの保有港は4港。

守る要塞4港に対して、フランスの占有している港は0。

あ・・・これは・・・

基本的にネガティブな自分だけれども、普通の人だとしてもこの状況で勝ちを語れるか?

しかし、弱気なフランス人は自分だけでした。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・

負ける前提じゃダメだよね、開き直って要塞を落としちゃるか。

そう、腹を括りました。


しかし状況は一転。

しばらく日にちが経過し・・・

連盟国が、どうやらイングランドになりそうだという話が入ってきます。

北海、ユトランド半島沖にはイングランドの同盟港が4港あるぞ。

同数なら負けられない。

英国に恥をかかせるわけにはいかない。

ワールドチャットの雰囲気が変わります。

その中で自分も

これは・・・負けられないよね・・・?英国に傷を負わせるわけにはいかないよね?

友人とヒソヒソ話をしていました。







フランス人の大部分は最初から勝つ気だったのですが
それでも取り巻く環境の変化は、多少の違和感を生み出します。

チキンな自分も
大海戦だ!!(負けるかも)→開き直って要塞落としちゃる→あ・・・負けられない・・・へと。

短期間に、自分の心は大きく揺らぎました。


今回の大海戦、なにか違う。

そう、見えない靄か何かに囚われていたのです。


アストライオスになってからは、いつも隣にポルトガルがいてくれました。

オスマン帝国がいてくれました。

しかし、今回の連盟は初めてとなるイングランド。

ボレアスの時は盟友として数々の戦場で共に戦いましたが、アストライオスでは初めてとなります。

せっかく応援してくれたんだ、イングランドの面子を潰すわけにはいかない。


そう、この時点で自分は悪夢を思い描きました。

まだ見ぬ大艦隊がユトランド半島沖を急襲し、リューベック、コペンハーゲン、オスロが陥落してしまう悪夢を。



初日こそ、アントワープを皮切りにヘルデル、フローニンゲンと3港を陥落させ、

ブレーメンをも後一息まで追い込むことに成功します。

明日は更なる戦果を!と艦隊はカレーに帰還しました。


そう、その戦果に。自分は頭を悩ましました。

快勝過ぎた結果が、心の余裕を余計に失わせます。

未だ落としていないブレーメンを狙うべきか。

それとも・・・

2日目。

まず手始めにアントワープを陥落させ、ポイントを稼ぎ、勝利を安定させる。

そこから急遽反転しブレーメンの陥落を狙い、その後あわよくば他の2港も・・・

だけどもだけど、昨日は何事もなかったユトランド半島が怖い。

今日こそは、何かしらのアクションを起こしてくるに違いない。

煙の中のお化け恐い状態。

敵連盟艦隊の姿を確認せずに、ユトランド半島に多くの艦隊に向かってもらうことに。





計画通りにアントワープを陥落させた艦隊は、ブレーメンに向かいます。



しかし、アントワープからブレーメンに渡る広いエリアを横断するネック、これは自分の想像外のものでした。



攻撃艦隊・対人艦隊は、ブレーメンへの大きな転進をしなくてはいけなくなりました。
ブレーメン攻撃を阻止しようと、当然敵方連盟艦隊は立ち塞がります。
それを受けて立つのが攻撃艦隊の華。
当然、戦線は拡大してしまいます。
ブレーメンに向かってくれた艦隊には、大きな摩耗・疲弊をさせてしまいました。

工作艦隊はそれを避けつつ、司令艦から遠いブレーメンへの往復を強いさせてしまいました。
当初と違う行動は、工作艦隊にとっては大きなストレスとなります。

ユトランド半島沖では防衛艦隊が優勢の報告をくれますが、味方の戦力が超過している感じも受けました。
守勢においては少数で我慢してもらう、通常だとその選択を取り間違う事はないのですが・・・
ブレーメンへ向かって下さいと、なかなか言い出せない自分がいます。いました。


そう、自分の選択は全て失敗でした。




しかし、それでも。

それでも。


港への艦砲射撃は絶えることはなく、工作艦隊も次々とブレーメンに入港します。

何度も何度も、耐久だけ数ミリというところまで追い込みました。

しかし、火薬の香りと砲煙の向こう側にあるブレーメンは。

ブレーメンは落ちず。落ちない。

顔を思わず伏せました。

大型開始して間もなく。自分はブレーメン前で絶望していました。




脇目に、赤い旗が、いつもは敵対する聖マルコ旗が通り過ぎていくのが確認できます。

あれは・・・

ボレアスでは互いに傷つけ合い、舌戦を繰り広げることもあった工作隊の方がエモを投げかけ去っていきます。

戦前戦後に散々話しあったあの方は、ユトランド半島に真っ先に援軍に来てくれました。

ワールドチャットでは、戦況沈滞の中、励ましてくれる、明るい話題をくれるのも彼の国方々です




ポルトガルからは、大勢の皆様が駆け付けてくれました。

今回は連盟でもないのに、率先して激戦区に突入してくれるポルトガル艦隊。

大海戦チャットでフォローをくれるのは、いつもフランスを助けてくれる、色々教えてくれるあの方。

工作・構築に、いつも艦隊を並べるあの方は自らのブログで、連盟はフランスと断言してくれました。





「数が多くて封鎖しきれない!」

封鎖のエキスパートであるイングランドの特殊艦隊の方から声が上がります。

補給もほとんどしない状態で継戦している皆様に何とかしても応えたいも・・・

どうしよう。援軍なんて出せないよ。

「行くよ!」

そう言って駆けつけてくれたのは、後方で艦隊編成・チャットの管理をしてくれていたイングランドの方。

戦闘状態ではなかったのに、急遽、人員を募って戦場に向かってくれました。

昔からの顔なじみの方々が、通りすがるたびに声やエモを投げかけてくれます。
「我々ならやれるはず!」「また一緒に出来たね!」と。

ロンドンでは深夜にもかかわらず、明日へのアドバイス、質問への応答を行ってくれる方もいました。

ブレーメン前で、何度もカットされながらも砲撃を続けてくれる聖ジョージ旗は頼もしい限りでした。


そして愛する同胞、フランスの皆様。

もっと話せば良かったね、もっと時間造れば良かったよ。

青褪めながらの自分が思った事を代弁してくれる方がいました。

TELLでのアドバイス、沈黙する自分に代わってのの対応、反省会でのいつまでも続く乾杯。

そうそうEosからも旧知の友人が幾人も駆けつけてくれました。


もっと早く気が付けば良かった。

誰も答えは解らないし、自分が答えを出す必要もなかったんだ。

気張る必要もなかったし、もっと頼って良かった。

1人で怖がっていて馬鹿みたい。
皆が、いたんだ。

ネーデルラント・イスパニア・オスマン連合の必死の抵抗の前に絶望しながらも

自分自身には大きな収穫があった2日目でした。


最終日こそ、ブレーメン。

反省会後、チャットでの意見がブレーメンを推します。

ブレーメンは流石に陥落しないだろう。
ポイントを稼ぐために他の港を落としてからでもいいのではないか。

このような意見も出ましたし、私も内心そう考えていました。

ただ、求むべき勝利とは、全ての港を陥落させる事。

狙うべきはブレーメンであり、勝利のはおのずと付いてくる。

ユトランド半島には最低限の構築隊・N狩り隊を残し、全勢力を向けてのブレーメン制圧へ。

この声は、皆を納得させるものがありました。

対人・攻撃艦隊、工作艦隊も舞台がブレーメンに一本化されて集中することが出来るはず。

封鎖艦隊も、敵の動向が絞れるのではないか。

劣勢に立たさされた状況こそのフランスの構築【 M 】じゃないか。
ユトランド半島の敵の数多かれど、ひーひー言いながら何とかなるさ。




ブレーメン前に立ちふさがる敵連盟艦隊の布陣は昨日よりも遥かに厚く。

港前では砲撃を加える艦隊に、次々とネーデルラントの精鋭が襲い掛かります。

しかし、フランス連盟の艦隊群も、それに負けている訳ではありません。

艦隊戦では一進一退。

戦火を掻い潜り、彩り鮮やかな工作艦隊がブレーメンに猛スピードで突入していきます。

その中には、埒が明かないと工作終了後、港湾砲撃に入る艦隊も。

速度を生かして港から戻っていく構築艦隊を追尾する艦隊の姿もいます。

構築指令には、英国・ポルトガルの封鎖艦隊も待ち受けているはず、きっと挟撃してくれるはずです。

ユトランド半島方面軍は、少数でコペンハーゲン、リューベックを良く支えてくれています。

途中からは、更に数を割き、ブレーメン攻撃に移行してもくれました。





艦隊戦では、そしてN狩りでは昨日を上回る戦果を残すことが出来ました。

ユトランド半島の防衛も、激しい攻撃を掻い潜りながら達成することが出来ました。

数値的にも、要塞一つを陥落せしめた昨日以上。

全てにおいて上回った。

ただ、ブレーメン陥落だけは阻止する!敵連盟艦隊の気迫だけは打ち負かすことがは適いませんでした。

ブレーメンは本日も健在。

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23時、終戦の時間。

先ほどまで戦火を交えていた艦隊が名残惜しそうに擦れ違います。

終わった!!おつかれさま!!!

迷惑にもシャウトで叫び続けながら、自分もカレーに向けて回頭します。

ちょうど東の空から太陽が昇る時でした。

靄を振り払うかのように。
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アストライオス フランスは、
あなたの大航海時代参加を、フランス参加を心待ちにしております。




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コメント

  1. ぷらら | URL | mQop/nM.

    朝から鼻水出るほど泣いたw

    手伝いたい思ってても自分で手いっぱいで、
    お任せしきってしまうことが多々あります。
    助かっています、とても。

    そしてその結果は1人で負うものではないので、
    プラスのこともマイナスのことも、
    そこはみんな平等に分け合いましょうw

    次もゲラゲラ大海戦にしましょうねー^^

  2. ココヘ | URL | Ld0RxWao

    Re:大海戦回想~実録 ユトランド半島より東は靄に包まれていた

    ぷららさま>

    鼻水出るほど噴いたのかよ!!!と誤解しましたw

    いつも助かってますよ♪
    次もゲラゲラでw
    (泣かされるかもだけど・・・)

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